サヨナラ1塁ゴロ、ならず

30日のソフトバンク対ロッテ戦。7対7の同点で9回裏1死3塁、打者松中の打球は1塁ゴロ。3塁走者川崎は本塁突入。ファースト福浦は本塁送球をあきらめ、(おそらく無意識に)1塁を踏む。その後に川崎がホームイン。
「サヨナラ1塁ゴロだ!珍しい」と思ったのだが。

翌日の試合記録では、松中の最終打席は1塁内野安打となってた。なんでも「このような形でサヨナラ勝ちした場合、最後の打者の記録は公式記録員が判断することになっており、一塁への内野安打とされた」(日刊スポーツ)そうな。
えー?と思い野球規則を調べたがそういう記述は見つからず。ただ、最後の福浦のプレーは明らかに勝敗に関係のないプレイだったこと、たとえばエラーか安打かの判断においては、どっちかわからんものは打者に有利に記録する原則があることから、記録員はあえて安打としたのかもしれない。勝敗を最後まであきらめなければ福浦は本塁送球してただろうし、そうであれば記録は内野安打で問題なかっただろうから(野選ということはさすがにないでしょう)。

実際に先に1塁踏んでるので、いまいち腑に落ちない気分ではあるんだけど。投手・藤田は何となく投球回数を1/3回損したような形だし。