ぺとぺとさん・最終回

ラストシーンのあと、エンディングを眺めながら「エピローグが見たいなあ」と思ったんだ。そしたらほんとうにエピローグがあった。それはとても幸せなことだと思ったよ。

おそらくトラウマ直撃系であろう原作(読みもせずに勝手なこと書いてます)を、よくこんだけまとめたと思う。もうちびっとだけメリハリあったほうがよかったかなと思うけど、もしかしたらそのあたりも原作に沿っているのかもしれない。楽しかった。
あと、ぺと子の大阪弁はめっぽう上手かった。たぶんネイティブだろと思ったけど、声優さんは東大阪出身の人だったか。少し神戸っぽさもあるなと思ったら神戸在住歴もあった、というのはさすがにまぐれあたりだろうけど。

印象深いキャラクターはたくさんいたけど、個人的には小田嶋美由紀に助演女優賞をあげたい。太眉丸顔野太い声、手足も太めのがっしり体形。今のアニメの登場人物にはあまり見ないタイプの彼女が、きっちり脇を固めきった。確かにそんなようなアニメだったと思う。