ぱにぽにだっしゅ!第15話「堅忍不抜」に出てきた局面

h_nakada2005-10-16

こんなんだった。画像が小さくてわかりにくいが、◎が最新着手。
ちゃんと碁になってるのには驚いた。着手シーンがちゃんと盤面どおりだったのはさらに驚いた。ほとんどだれも気にしないこんなところまでアホみたいに作り込む。これぞギャグの真髄。

で、この碁。左上の黒石のシノギが焦点。白のこの手は手筋だが、黒は全部生きなくても半分生きるなりある程度荒らすなりできれば勝負になりそう。なので局面は難解、おれの手には負えない。たぶんプロかなんかの実戦譜じゃないかなこれ。

なお同じこの回に将棋盤も出てきたが、駒が読み取れずよくわからなかった。
さらにグラディウスみたいなのやパロディウスみたいなのやゼビウスみたいなのやスペースインベーダーみたいなのやギャラガみたいなのも出てきたがそれについては省略。

ぺとぺとさん・最終回

ラストシーンのあと、エンディングを眺めながら「エピローグが見たいなあ」と思ったんだ。そしたらほんとうにエピローグがあった。それはとても幸せなことだと思ったよ。

おそらくトラウマ直撃系であろう原作(読みもせずに勝手なこと書いてます)を、よくこんだけまとめたと思う。もうちびっとだけメリハリあったほうがよかったかなと思うけど、もしかしたらそのあたりも原作に沿っているのかもしれない。楽しかった。
あと、ぺと子の大阪弁はめっぽう上手かった。たぶんネイティブだろと思ったけど、声優さんは東大阪出身の人だったか。少し神戸っぽさもあるなと思ったら神戸在住歴もあった、というのはさすがにまぐれあたりだろうけど。

印象深いキャラクターはたくさんいたけど、個人的には小田嶋美由紀に助演女優賞をあげたい。太眉丸顔野太い声、手足も太めのがっしり体形。今のアニメの登場人物にはあまり見ないタイプの彼女が、きっちり脇を固めきった。確かにそんなようなアニメだったと思う。

舞−乙HiME 第1話

なんか知ったような顔がたくさん出てきたのだが。ヨーロッパみたいなどこかの国というのは、大正時代みたいな時代の次に相性がよくないのだが。…できれば、新作より舞−HiME後半を作りなおしてほしい気分ではあるのだが。

見る。いきがかり上、見ざるを得ない。このキャラデザはやっぱ好きだし。
あー。彼女らの先行きにもう少しましな運命の待たんことを。

渇眠を読みながら電車で居眠り

本屋で見つけて新作だ…と思ったらえらく懐かしいな。15年ぶりぐらいだろうか読むの。以下、各短編の冒頭ページだけ読んで。

  • 渇眠…「時間蝕」の最初の短編。よく覚えている
  • 痩せても狼…読んだことない
  • ハイブリアンズ…読んだことない
  • 兎の夢…既読。どこ収録かは忘れた
  • ここにいるよ…同上。内容は忘れたがタイトルは強烈に覚えている
  • 鏡像の敵…読んだことない
答え合わせは読み終わってから。あ、「鏡像の敵」(神林長平)の話。

アカギ・第1話

うお。福本伸行キャラが動いとる。わりとそのまんまだ。しかも3Dっぽい。すげえ。
萌えアニメ全盛のご時世に、萌えどころか女性の一人も登場しない(だろう)、どころか登場人物のほとんどがむさい男という無謀な企画を誰が通したのか知らないが、思いのほか健闘していてびっくりした。声優さんのセリフも気合いが入っている。「…ッ!」がちゃんと語尾について聞こえる。(ような気がする。)
これは追います。あとは「ざわ…」をどう表現するかが勝負だろうか。

ところで原作のほう、久しぶりに近代麻雀の広告を見たら「鷲巣、増長」とか書いていたのだが、あんたまだ生きとったんかい。あれからいったい何半荘(何局?)進んだのか。

で、今回の絶対少年

それはないよ。ない。絶対にない。奨励会三段が将棋盤を蹴倒すようなことは、まず絶対といっていいほどない。親を蹴倒すのとは訳が違う。
もちろんおれは将棋指しじゃないしただの思いこみである可能性もあるが、でも将棋盤を足蹴にするような将棋指しは、将棋指しとしては五流でしょう。脚本家も彼を五流の将棋指しとして描きたかったわけじゃないんでしょうに。

絶対少年(横浜編)はどうでしょう

首をひねっているのは確か。どこにひっかかってるのかいまいちわからない。
登場人物たちがどいつもこいつも息苦しそうなせいなのか、「横浜は田菜じゃねえ」からなのか、君たちしゃべりすぎだからなのか。田菜編でキーパーソンを務めきった深山美玖にあたる登場人物がいないことが物語の見通しを悪くしているためなのか。須河原晶は優秀な駆動装置だが導き手ではないからなあ。
もちろんこの先評価がひっくり返る可能性もある。のでまだ判断は保留中。