猿腕のこと

食卓にビールを」(小林めぐみ)3巻に主人公が猿腕だというエピソードが書いてあった。それ読んで思い出したのだが、おれも猿腕なのだった。日常生活には全く関係ないので久しく忘れていた。

猿腕というのは、手のひらを上に向けたり、両手を合わせたりしたまま手首から肘がひっつく腕のことを言うらしい。自分の腕なのに「言うらしい」というのも変だが、自分は猿腕だというのは過去の記憶にあるのだが猿腕がどんなだったか忘れてしまったのだ。
あまり人と腕の挙動を比べたりしないので、自分の腕の挙動のどこが変なのかよくわからない。身を乗り出すときについた手が後ろ向きなのも変なのだろうか。こんどそのへんの誰かに聞いてみよう。

ところで件の「食卓にビールを」、1巻読んだときは俺は好きだけどラノベ(富士見ミステリーから出ている)として受け入れられるのか危惧したのだが、順調に巻を重ねていてめでたい。読者の平均年齢が高そうな気がしないでもないがたぶん気のせいだ気にするな。でも明らかにミステリじゃないよなこれ。