金鯱賞と日本ダービー

老雄タップダンスシチー健在。素晴らしい。無事に引退してその破格の力を仔に伝えてほしいという気持ちがある一方、こうなったら9歳でも10歳でも衰えないうちは走ってほしいとも思う。悩ましいところ。
ディープインパクトは誰もが予想したとおり強かった。大外ぶん回して千切ったあたりはナリタブライアンのダービーとよく似ていて、だからレースレベルに若干引っかかりが残る。気の早いマスコミや人は史上最強とか言い出す頃合いだけど、そんなに急ぐことはないでしょう。ほんとうに史上最強だったらこれからが本番なんだし。



で、ここからはまず実現しない希望というか妄言だけど、ディープインパクトを宝塚で見たい。タップが元気でロブロイも健在なうちに出て、三つどもえの戦いを見たい。ネオユニバースをもってこの時期の4歳馬ではまだ歯が立たない、と結論づけるのはまだ早い。
宝塚なんか使えないというなら、とっとと外国へ行ってしまえ。菊なんて暢気に使ってないでキングジョージで走らせろ。エアシャカールで5着あるならレベルによっては勝てるでしょう。
とは言いながら、レースでもレース後もファイティングポーズを失わなかったインティライミ佐藤哲三との勝負を菊で見てみたくもある。ライスシャワーが本格化したのは秋だった。まだ、わからん。