忘却の彼方へ

日本酒を飲んだ。3種2合半。奥播磨は硬質辛口だがもう少し遊びがあった方が好みかも。諏訪泉の鵬(だったか)は高いだけあって美味かった。

ところで日常生活における永年かつ近年特に深刻な問題として、覚えていたいことをあっけなく忘れる、ということがある。加えて酒を飲んでるときのことは翌日になると大枠以外ほとんど忘れている。その当然の帰結として、自分が飲んだ残り一種と知り合いに味見させてもらった5種の銘柄名がぜんぜんわからん。美味いのもあったんだけどなあ。次飲むとき「初めて飲む」とか言って飲むのかなあ。やだなあ。

「絶対少年」1話と2話を続けて見たわけだが

こんな美(少)女しかいない田舎がどこにあるかーーーっ(ノ ゜Д゜)ノ ==== ┻--┻
ギャルゲじゃないんだから。NHK放映だというのに。



まあそれはさておき。
キャラデザを初めとしてあちこち江口寿史くさいのは狙ってるのか偶然なのか。主人公を初め全体の雰囲気がかったるいのは狙ってるのだろう。夏の田舎はいいのだが、こういうかったるいのは好みではない。
でも来週以降も続けて見る。美(少)女につられて。なにやらひどく情けない気分。

金鯱賞と日本ダービー

老雄タップダンスシチー健在。素晴らしい。無事に引退してその破格の力を仔に伝えてほしいという気持ちがある一方、こうなったら9歳でも10歳でも衰えないうちは走ってほしいとも思う。悩ましいところ。
ディープインパクトは誰もが予想したとおり強かった。大外ぶん回して千切ったあたりはナリタブライアンのダービーとよく似ていて、だからレースレベルに若干引っかかりが残る。気の早いマスコミや人は史上最強とか言い出す頃合いだけど、そんなに急ぐことはないでしょう。ほんとうに史上最強だったらこれからが本番なんだし。



で、ここからはまず実現しない希望というか妄言だけど、ディープインパクトを宝塚で見たい。タップが元気でロブロイも健在なうちに出て、三つどもえの戦いを見たい。ネオユニバースをもってこの時期の4歳馬ではまだ歯が立たない、と結論づけるのはまだ早い。
宝塚なんか使えないというなら、とっとと外国へ行ってしまえ。菊なんて暢気に使ってないでキングジョージで走らせろ。エアシャカールで5着あるならレベルによっては勝てるでしょう。
とは言いながら、レースでもレース後もファイティングポーズを失わなかったインティライミ佐藤哲三との勝負を菊で見てみたくもある。ライスシャワーが本格化したのは秋だった。まだ、わからん。

電撃帝王5号

この雑誌の柱は犬威赤彦の「MURDER PRINCESS」…という意見はどれくらいポピュラーなのかしらん。
今号目に留まったのは「SCAPE-GOD」(高遠るい)。だがクライマックスで主人公の親友を犠牲に使うストーリーにぶち切れる。登場人物をお話の都合だけで殺してんじゃねえ阿呆。絵とセンスはいいのだから、作劇をもっと磨いてくれ。
あとは堅実な栗橋伸祐「とらぶるういんどうず」とぼてっとした絵がすきなへかとん「地獄極楽TEMPEST」と相変わらずけーこちゃん登場の中村哲也「たつのこ」と、小野敏洋の「ROOTねこねこ」。ネコの王の後日譚がこんなところに。